感情なんてすぐ変わる

自分の抱いている感情ってすぐに変わる。

 

面倒くせぇとか、やりたくないとか、こんな自分じゃだめだとか思ってどんよりと落ち込んでいてもしばらくすると全然別の事を考えていたり、感じている。

 

これは自分で自分の感じている感情を眺めてみるとよく分かる。結構な頻度で、自分の頭の中を占めていることが移り変わっていく様子が見て取れる。これを知るためには、今、自分は何を感じているだろうって自分の感情、心境に目を向ける事で分かる。

 

実際に自分の感情を眺めるという事をやってみると本当によく分かる。もっとこうしなきゃとか、なにか楽しい事は無いかとか考えていたのにしばらくすると、頭の中にあることが大きくガラッと変わってしまうなんてこともしばしば。

 

さっきまでの考え事がどこかへ行ってしまい、どうしようもなくくだらない事を考えてちょっと一人で笑っていたりする事だってある。頭の中というのは常に目まぐるしく変化しているのだ。これが自覚できればとても大きな進歩になる思う。

 

自己嫌悪、自己否定などを感じていて、それを重荷に感じているのならば一度自分の考えている事感じている事を眺めてみよう。

 

目まぐるしく様々な事が自分の頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返している。その中で、自己嫌悪、自己否定の原因となるものにだけ注目してしまっているからこそ、それが重荷になってしまっているという事が分かってくると思う。

 

常に自己否定、自己嫌悪だけを感じているだけではないはず。他にも考えている事、感じている事がきっとあるはず。

自分の今を眺めてみる事で、いろいろな事を考えたり感じたりする自分が居る、そして自分にはいろいろな面があるという事に気がつく事が出来る。