孤独からの勘違い
孤独ゆえに陥りやすい勘違い。
人と気が合わないと感じて、ずっと一人での行動を選んでしまう。このこと自体に問題はない。
けど、これを変な方向にこじらせてしまうととても厄介なことになる。
変な方向にこじらせるとは、何かと言うと、「自分は人とは違うんだ。特別なんだ。」という勘違いのこと。
自分は、身の回りの人とはひと味違う人間。特別な人間。そんな風に変に自分を肯定的に捉えて格好つけた意識を持ってしまうことがある。
ただ単に一人でいるだけなのに、それをとても崇高なことのように思ってしまうのだ。
そうすると何が起こるか。
周りの人をどこかでバカにした目で見るようになる。自分はまともで、周囲はなんかちょっとおバカさん。自覚がない所で、うっすらとそう思うようになる。
多分、分かり合える人がいなくて一人でいることが辛いから、こうやって自分を正当化して安心しようとしているのだろう。
傷つきたくない。
人と気が合わない意外の理由で、一人での行動を選んでしまうとしたら、その理由は 「傷つきたくないからだと」思う。
傷つくことを恐れて人と接することが出来ない。何もしなければ傷つくことはないと分かっているから人と接しない。
こんなことからも孤独を選んでしまいがち。