自分に対しての諦め

まずは自分に対して諦めを。

何がすごい事が出来るとか、能力があるとかそんな期待を手放すこと。自分が何者でもない事を受け入れて、自分はこんなものと理解しよう。

 

大した事の無い自分、すごくない自分の存在を認めよう。変な期待とかしなくなると、自己否定も無くなってくる。

 

「ああ、自分はこんなものだ、決してすごくはない。」

 

腹の底からこう思えると、とっても楽になるよ。自己肯定ってこんな所から生まれてくるんじゃないかな。

「能力が高くなきゃ、もっと頑張らなくては、これじゃあダメだ」とか自分を苦しめるものを手放せるようになって、自分を責めたり否定したりすることもなくなる。

 

自分はこんなものだった、小さなものだった、決して立派なものでもなかった。それでも良いんだ。こんな考え方が自分の存在を大切にしているという事。立派じゃなきゃ、すごく無きゃダメというのでは、自分に対する要求があまりにきついと思う。

 

誰かが、自分に対して、〜しろ、〜持ってこい、とかいって無茶な要求ばかりしてきて、それに応え続けなくちゃいけないなんて言われたら辛いのは当たり前。自分で自分にそれをやっていても辛くなるの当然。

 

「居るだけで良い」というのが最高に自分を大切にしている状態だと思う。なにも求めてこないというのは、価値を感じられているから。何か求めてくるというのは、すごくないと、立派じゃないと価値がないと言っている様なもの。立派、すごい、がないと価値を感じられていない状態。

 

何かと引き換えに価値を感じようとせず。居る時点でもう価値はある。自分に何も無くてもそれで良い。