逃げたり、隠れたり。
逃げたり隠れたりするのは、何かしら不安があるから。
その不安と向き合いたくないから、逃げる、隠れるなどの抵抗をしてしまうのだ。
でも不安てものすごく漠然としていてよく分からないものなのも事実。「それ」と向き合うと、もしくは「それ」に手をつけるとどうなってしまうのか。自分がどんな目に遭うのか。など、いろいろと細かく明確にしていこうとするとなかなか出来ない。不安は元々不明確なものから発生しているから。はっきりとした形で表れる不安てまず無いのだと思う。
よく分からないものに対する感情として生まれるのが不安。
○○をすると●●が起こるから気をつけて。と、言われれば対処のしようもあるけど、
××をすると、多分あなたの周りで何かが起こるかもしれないよ。きっと。
なんて言い方されたら嫌だよね。周りってどの辺?何かって何さ?「きっと」とか言われても起こるのか起こらないのかが分からないし。「多分」とかあまりにもあやふやで困る。
やっぱり、よく分からないって言うのが人間には一番不安を与える事なんだろうね。
だからいろいろ具体的にしてみよう。
何か慣れない事をやらなくては生けない時には、まず、これを●●する。次にあれを○○する。とかね、そうやって具体的に手順を定めていくと不安も軽減してくるのだろう。
小さく、小さく始めて行けば進める事も出来るし、疲れて心が折れる様な事にもなりにくいだろう。
不安なことに向き合うには、小さく、やる事を具体的にしてから進める。これが安全で確実なんだろうね。