ドライブレコーダーの存在

車にドライブレコーダーが付いていると、事故にあっても、その瞬間を後で振り返る事が出る。

そうなると事故の責任の所在や誰に過失があったのかなどが明確になりやすい。

勝手な思い込みで、これは自分に事故の責任がない事を証明するための物の様な気がしていた。

しかし、それだけではない。客観的に事故の状況を写しているので、自分が原因となって発生した事故だってしっかり記録される。

自分は事故の原因を作らない、そんな傲慢な態度が前提となっていた。相手が事故の原因を作ったという事を証明するためにある様な気でいた。

もっとひどい言い方をすると、「おれは悪くない、相手が悪い。アレがあればきっと証明できる」という事を考えてたのだ。

相手が原因となった事故も、自分が原因となった事故も、等しく記録される。しかし、後者が意識から抜けている人も、いるのではないかな。

ついつい自分の身を守る事だけを考えてしまっている事って多いと思う。

だっておれ、「当たり屋」に遭っても良いようにドライブレコーダー付けようかなって考えてことあるよ。

最初っから自分が被害者のつもりでいた。

というかこれしか考えてなかった。しかも、自分が原因の事故も記録されるんだって結構後になって気が付いた。

本当にも盲点だったよ。

案外、自分の盲点って他にもいろいろあるかもしれない。