書きたくてうずうずしてくる

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いいよ、ノート。愚痴でも何でもどんどん書いていこう。内容はともかくとして、書くという行為そのものがなんか楽しくなってくる。手がさらさらと動いていって自分の気持ちが外に出て行くと、どことなく今の自分に集中できると実感する。

 

何か考えて、答えをひねり出すとかそういった事ではなく、水が湧くように次々と自分の頭の中にある事が流れ出ている感じ。

 

パソコンに向かってキーボードで文字を打つのとはちがった感覚で、体の中から外に向かって、息を吐き出すように実に滑らかに、よどみなく言葉が出ている感覚がよく分かる。

 

書きなれるまではこうはいかないけれど、書く習慣が身に付いてくるとスムーズに言葉が出る。手で書いた方が何だか楽しいとも感じる。全身を使ってかいているような気がしてくる。

 

こんな感覚で書いていると、何もせずにすっと書いていたくなる。止められなくなってくる。書ける時は本当にものすごく書けるので楽しい。

 

書いている最中には楽しいという感情は感じていないで、今の自分の気持ちに没頭、集中できていると感じる。で、書いた後に、振り返ってみて「ああ、楽しんでいたんだなあ」とじんわりと実感できる。

 

調子がいい時は本当に手がよく動く。全く疲れないのだ。不思議な物で、あまり書けないとか、なんかうまく行かないとか思うときは全然手も動かないし、変に力が入ったりもするしで手も痛くなったりする。気持ちと体が連動してしまうのだ。