自分はどういう人間なのか
学校に行っていれば、会社に行っていれば何とかなっていた。
みんなこれやっているし、自分もやっておこう、くらいの感覚で生活していても何とかなっていたのだが、そうもいかなくなってきた。
いろんな人がいろんなことをそれぞれ好きなようにやっていて、独自の方向性を持って別々の生き方を始めている。
何でも手に入りやすくなってきて、何でもやりやすくなってきた。だから何をやっても良いのだけど、一体自分は何をやろう。
各自それぞれが独自の個性、色をもって生きている。学校、会社、みんながやっていること、などの「軸」が無くなりつつあり、一体何を頼ったら良いのか。
これまで絶対的であった大きな「軸」にはもう頼っていられない。それは無くなりつつあるのだから。だから、自分はどうしたいのか、どうするのかを自分で決めなければならなくなってきた。
最後は自分。頼れるのは自分。自分の軸、土台、基礎をもって、それをもとにして自分の方向性、色を出して生きていこう。
それがないといつまでもフラフラしたまま、迷い続けてしまう。そしてあれこれと周囲に目移りする。自分の事もなかなか決められず、何も進められまいままになってしまう。