世の中そんなに息苦しくない
ずっと息苦しさに悩んでいた。
いかに周囲と同調しているか。
いかに目立たずにいるか。
変わった動きをしてはいないか。
自分の存在を消せているか。
そんな事ばかり考えていた。
周囲からの同調圧力が怖かった。
だから人と一緒にいたくなかったのだ。
相手からの同調圧力を気にして何をする事も出来なかった。
でも今は、相手はそこまで自分にたいして同調を求めてこないのだ。
もう、小学生の頃の、あの圧力なんて物は存在しない。
あんな物にいつまでも苦しんでいる場合ではない。
あれはもう終わった。もうない。どこにもない。
あれが世間でない。あれは異常な空間だったので。あんな物を世の中だと思ってはいけない。
世の中はもっと自由で素晴らしい所だ。自由にやっていいし。自由に言っていい。誰も押さえつけようとしたり、止めようとしたりはしない。
この世はもっと、思っている以上に自由だ。全然苦しくはないんだ。
何を恐れる事もない。何を心配する事もない。もっと自由にやろう。もっと楽しくやろう。もっと楽しく言おう。