今、流行っている物なんて何もないのでは。
経済とかマーケティングとかはよく分かっていないのですが、自分自身が個人的に感じている事を書きます。
今、流行っている物なんて何もないと思っています。
「流行っている」と言うと、大勢の人が大挙して同じ物を持つ、使う、楽しむなどして一つの事に意識を向けている様な状態、と言った所ではないか。
よく知らないけど、かつては80年代のアイドルとか漫才ブーム(多分、おれが生まれる前)とか世の中のほとんど大部分がテレビを通してそれらを楽しんでいたと思う。大勢の人の、意識を向ける対象が、ほぼ限定的なものであったはず。
しかも、情報を入手するために利用できる物はほとんどがテレビしかないと言ってよい時代。
今はそんな事はない。世の中の人の意識を向ける対象がほとんどバラバラ。各自、自分の好きな所に目を向けているのだ。
ゲームが好きな人たちは好きな者同士で集まるし、それはスポーツでも、アニメでも、何でも。ある一つのことに集まる人数は少ない。でも人が集まって出来上がる集団の数が非常に多くなっている。 今、一つの事に大勢が集まる、「流行る」なんてことは起きていないと思う。そしてこれからも起きない。
巨大な井戸が一つあって、そこにすべての人が集まって水を汲んで利用していたのが、かつての時代。
今は、とても小さな井戸がそこら中にあ沢山あって、各自それぞれ好きな所から水を汲んで利用している時代。
こんな例えがいいかな。
こんな戯れ言を他でも書いてます・・・。良かったらご覧ください。