話す事がないのではなく
さんざん自分の思いを無視して周囲と同じ行動をとるようにして来た。このため、自分の気持ちや、意思なんかを感じ取る力が弱くなって来ている。何がしたいか分からないというヤツだ。自分を無視して来た理由はやはり子供の頃から同調圧力を感じて来たため。周りと同じようにすることで先生や周囲から睨まれず目立たずにすむという子供ながらの判断でそうした来た。そんな事を続けていると自分で考えなくなるし、何も感じなくなる。それは、何か自分で決めようとしても、真っ先に周囲を見渡し、みんながどうしているかを考えてしまうためだ。そして自分も周囲と同じ事を選択する。こんな事を繰り返し大人になると、自分の意見、思いを持つ事が出来なくなる。個性をなくしてしまうのだ。自分の思いを無視し意見や意思を持たなくなることで自分が分からなくなる。そうすると何も話す事がなくなってくる。自分の思いを無視する事が習慣になっているので自分の中には、何も外に出す様な物が生まれてこないのだ。全く自分がないといってよい。話す事がないというのは自分を無視してきてしまって外に出す物が持てていない状態の事かもしれない。
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