プロセスを知ろう。

物事は何でも、流れや順序を経て生まれてくる。だから、目の前にある物には生まれてくるまでに目に見えないこれまでの経緯やいきさつがある。身近な例で言えば水。蛇口をひねれば出てくるが、もともとは自然界に存在していたもの。これがダムに蓄えられたり、不純物を濾過したり、様々な処理がされて各家庭に配管を通って送られているのだ。蛇口の水は様々な場所を通り過ぎて来て、目の前に現れるのだ。今やっている事は何かのプロセスの一部。自分がやった後にも次のプロセスがある。自分がやったことが次のプロセスにおいてどのような意味を持つのかを理解する。そうすると気をつけるべき点、なぜ自分はこの作業をしたのか、その意味が分かる。目の前の作業だけでなくその作業の先、最終的な終着点まで理解すると、目の前の作業の意味が明確になりその重要性が理解できる。理解できれば納得してその作業を続ける事が出来る。腑に落ちることですっきりするのだ。気持ちよくその作業が出来る。目の前にある事のやり方だけでなくその先にも目を向けると理解も早いし頭の中に残る。