言葉に出して形にする

うっすらとでも、自分はいつもこんな事をしているなあとか、こういう時こうするよなあとなどと自分の傾向やパターンの存在を感じているのなら、そのままにしないできちんと言葉に出して明確にしよう。

 

明確にする事によってうっすらしか認識していなかったものが、きちんと存在感を持つことが出来る。そうする事で自分自身の事がきちんと認識できる。こんな事が自分を知るきっかけになる。

 

頭の中にある事って、言葉になって存在しているのではなく、感覚や概念となって存在している。分かっているつもりでも、あえて言葉に出してみよう。そうすると、

「あっ、こんな事考えていたのか。」と、自分の感じていた事を頭の中に置いたままにしていた時とは違った印象を持つ事だってある。

 

書く事に慣れていないと、言葉にする事だけでも結構大変。でも意識的に出し続けていく事でどんどんと言葉に出せるようになる。

 

徐々に実感するけど、きちんと言葉に出すって結構難しい。慣れないうちはきちんと言葉に出しているつもりでも、かなりいろんな事を省略したり、切り落としたりしている事が多い。

 

必要な情報をきちんを取りこぼし無く言葉にするにはやっぱり慣れが必要だと思う。言葉を生み出すというよりも、足下にある言葉を一つ一つ丁寧に拾い上げる様な感覚で情報を文字に起こしていく様なつもりでやるといい。

 

自分が分かっている事って、それ故にあまり丁寧には表現をしなくなりがち。だからこと意識的に丁寧に言葉に出していく。人に何かを伝えるとなると自分が分かっていても、情報を省略したり、切り落としたりしたら相手には伝わらない。分かり切っている事とわざわざ言葉にするなんてめんどくさいと感じてしまうのは当然。

 

そうはいっても、そうやって言葉にしていく事で、表現の幅が広がるし、端的で詳細な

言葉の使い方も出来るはず。