熱心なファン

昔からこのテの人たちが怖いと感じている。熱心なファンが怖い。ものすごく怖いのだ。いい知れぬ怖さがあってとっても近寄りがたい。取り立てて、「●●のファンが怖い」と分野を特定することなく、何かの熱心なファンはすべて怖いと言ってよい状態だ。うっかり素人の質問なんかしたらドヤしつけられてしまうかもしれないから、黙っていようと思っている。変な事は聞けない、聞くとしたら高級な質問しなくては怒られてしまう等と相手に変な配慮をしてしまうだろう。これと言って嫌な思いをした事もないがなぜかこういった心境になる。熱心なファン達になればなるほど、どんどんマニアック性を競い出すように見受けられる。その分野の特定の一部分にこだわりだし、他を寄せ付けない保守性、閉鎖性がにじみ出ていて新規のファンなどは決して相手にする事はない。「にわか〜」という言葉も聞くし、新しく生まれたファンを批判する概念も出来上がっていると思う。「熱心なファンが新規のファンをつぶす」と言った言葉を聞いた事がある。ファンの中にもプロと素人の区分があり、何となく階級というか身分制度の様な物存在していると感じる。