適当な落書きからはじめる

毎日文章を書いていてこれが習慣になって当たり前の作業になってくるとだんだんと書くと言う行為が自分に対して強い刺激では無くなってくる。

 

慣れてきたせいか、あまりこれと言った変化の無いまま書く事を継続してしまっている。書く事を始めたばかりの頃は、あれこれと悩みながら、頭を抱えて言葉を文字に起こしていった事を良く覚えている。

でも今となっては、書こうと思えばそこまで苦労する事無く書けるようになってしまっている。書く事に慣れてあまり手応えのある作業にはならなくなってしまったのだ。

 

日々繰り返してる事って当たり前のように出来るので、何の苦労もなくすぐに始められてすぐに終える事が出来てしまう。生活の一部となってそのウエイトも小さくなってくる。

 

書く事になれてきたのであれば、もう少し違う事もしてみる。今まで文字ばかり書いてきたので、今日は試しに絵を描いてみた。絵と言ってもノートの端っこの方に適当に目の前にあった建物を見ながら描いただけ。

 

でも何とも言えない手応えがあった。普段の、文章を書いている時とは違った頭の働きをする感覚がはっきりと感じられたのだ。

 

何とも言えない、頭のぼんやりとした感覚。そして何かを考えている時とは違った状態で非常に脱力した感覚があった。個人差はあるかもしれないが、絵なんて描く習慣が無かったためになれない事をしたらとても良い刺激になったのだ。

 

ノートの端っこの描いたちょっとした落書きでも、とても強く自分の中に刺激を与える事となった。ガンガン落書きをしたらもっと大きく自分の中に作用する事だろうと思う。

 

絵も文章も両方書くとバランス良く頭を使う事になるのかもしれない。落書きも実はかなり頭には良い刺激になるのだ。こんな事でもいいからまずは試してみよう。そして自分の頭を刺激してみよう。